生活習慣病

糖尿病

糖尿病血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。人の体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまいます。
血液中の血糖値が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が表れます。

高血圧症

高血圧症血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。

検査項目

医師による問診、視診、血圧測定、一般採血、特殊採血、尿検査(迅速検査:糖、蛋白、ウロビリノーゲン、潜血、ケトン体、細菌、白血球数)を行います。
※健康診断の結果等あれば持参してください。

治療内容

必要に応じて投薬、食事指導を行っております。
当院では、管理栄養士による食事指導を積極的に行っております。

脂質異常症

脂質異常症血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。
高脂血症の主な原因は遺伝、加齢(ホルモン変動によるもの)、食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足などが考えられます。

検査項目

医師による問診、視診、血圧測定、一般採血、特殊採血、尿検査(迅速検査:糖、蛋白、ウロビリノーゲン、潜血、ケトン体、細菌、白血球数)を行います。
※健康診断の結果等あれば持参してください。

治療内容

必要に応じて投薬、食事指導を行っております。
当院では、管理栄養士による食事指導を積極的に行っております。

高尿酸血症

高尿酸血症尿酸とは、体内で「プリン体」という物質が分解されてできる物質です。プリン体は臓器を動かしたり、運動したりするためのエネルギー源で常に体内で生成されています。プリン体は主に肝臓で分解されて尿酸となり、尿酸は体内に一時的に溜め込まれ、その後、尿や便として排出されていきます。おおよそ1日に生成される尿酸は700mgで、正常な状態であれば1日に排出される量も700mgで体内の尿酸は一定量に保たれています。この循環が崩れてしまうと体内の尿酸量が増え、この状態を高尿酸血症と言います。原因は食べ過ぎや飲みすぎがよく知られていますが、年齢とともに尿酸を出す力が下がって発症する人も大勢います。過去に痛風発作を起こしたことがある方や腎臓の機能が低下している方は積極的な治療をお勧めしています。

検査項目

血液検査(尿酸値)を行います。
※健康診断の結果等あれば持参してください。

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